Unix系OSを、シングルユーザモードで起動する方法のまとめ
書いたもの
LILO, GRUB, FreeBSD, NetBSD(i386), Solaris, HP-UX
LILO, GRUB以外はやったこと無いので不安。
ブートローダ:LILO
テキストモードで
boot: linux single
ブートローダ:GRUB
GRUBでは、最初の画面が表示されたところで[E]キーを押す。複数のOSが登録されている場合は、起動したいOSを選択してから[E]キーを押す。
選択したOSの起動コマンドが表示されるので、「kernel?」の行を選択して、再び[E]キーを押す。
OSの起動コマンド画面。「kernel?」の行を選択して[E]キーを押す起動コマンドの編集画面になるので、コマンドの末尾に「 single」(先頭にスペースを入れる)と入力して[Enter]キーを押す。
起動コマンドの編集画面。末尾に「 single」と入力して[Enter]キーを押すすると、先ほどの起動コマンド画面に戻る。「kernel?」の行末に「 single」が追加されていることを確認したら[b]キーを押す。これで、シングルユーザーモードによる起動が始まる。
@IT:シングルユーザーモードで起動するには (2008-02-17)
Solaris
boot -s
FreeBSD
ブート時にシングルユーザモードに移行するには、電源を入れ、Boot:という画面が出たらすぐに、-sと入力します。 少しでも入力が遅れると、自動起動してしまいます。 また、ESCなどの特殊文字を入力すると、シングルユーザモードにはなりませんので、注意が必要です。
Boot: -s
緊急時のブート方法 (2008-02-17)
NetBSD
boot netbsd -s
でもport(i386とかSPARCとか?)によって違うらしい。良く判らない。
参考:NetBSD でシングルユーザーモードを使う
HP-UX HP 9000 サーバー
1.シングルユーザーモードで HP-UX をブートしたい nPartition の BCH メインメニューにアクセスします。
サービスプロセッサ (MP または GSP) にログインし、CO と入力して Console リストにアクセスします。nPartition コンソールを選択します。コンソールにアクセスするとき、BCH メインメニュー (Main Menu: Enter command or menu> プロンプト) にいることを確認します。メインメニュー以外の BCH メニューにいる場合は、MA と入力して BCH メインメニューに戻ります。
2.BCH インタフェースで、BOOT コマンドを使って希望のデバイスをブートし、ブートする前の ISL プロンプトで nPartition が停止するように指定します (“stop at the ISL prompt” という質問に y と応答)。
3.ISL プロンプトで、適切なセカンダリシステムローダー (hpux) コマンドを発行して HP-UX カーネルを希望のモードでブートします。
hpux ローダーを使ってブートモードオプションと、nPartition にブートするカーネル (/stand/vmunix など) を指定します。
*HP-UX をシングルユーザーモードでブートする場合
ISL> hpux -is boot /stand/vmunix*HP-UX をデフォルトの実行レベルでブートする場合
ISL> hpux boot /stand/vmunixISL プロンプトを終了して BCH インタフェースに戻るには、上記の hpux ローダーコマンドのいずれかを指定するのではなく、EXIT コマンドを発行します。
4.コンソールおよびサービスプロセッサインタフェースを終了します。
BCH 環境を終了するには、^B ([Control-B]) を押します。これで、nPartition コンソールが終了し、サービスプロセッサのメインメニューに戻ります。サービスプロセッサを終了するには、メインメニューで X と入力します。
HP-UX のブート (2008-02-17)
HP-UX HP Integrity サーバー
1.HP-UX をシングルユーザーモードでブートしたい nPartition の EFI シェル環境にアクセスします。
サービスプロセッサ MP または GSP にログインし、CO と入力して Console リストにアクセスします。nPartition コンソールを選択します。
コンソールにアクセスするとき、EFI ブートマネージャメニュー メイン EFI メニュー にいることを確認します。別の EFI メニューにいる場合は、サブメニューの [Exit] オプションを選択して EFI Boot Manager という見出しの画面まで戻ります。
EFI ブートマネージャメニューで、[EFI Shell] メニューオプションを選択して EFI シェル環境にアクセスします。
2.デバイス ここから HP-UX をブートする の EFI システムパーティション fsX: X はファイルシステム番号 にアクセスします。
3.希望するブートデバイスの EFI システムパーティションにアクセスするには、HPUX コマンドを発行して選択したデバイスの EFI HPUX HPUX.EFI ローダーを呼び出します。
4.HP-UX ブートプロセスの中断用に設けてある 10 秒の間に任意のキーを押して、HP-UX ブートローダーのプロンプト HPUX> までブートします。 次のステップで、HPUX.EFI ローダーを使って HP-UX をシングルユーザーモードでブートします。
何かキーを押すと、HPUX.EFI インタフェース HP-UX ブートローダープロンプトの HPUX> が表示されます。HPUX.EFI ローダーの使用方法に関するヘルプを表示させるには、help コマンドを入力します。EFI シェルに戻るには、exit と入力します。
5.HPUX.EFI インタフェース (HP-UX ブートローダーのプロンプト HPUX>) で boot -is vmunix コマンドを入力し、HP-UX (/stand/vmunix カーネル) をシングルユーザー (-is) モードでブートします。
6.コンソールおよびサービスプロセッサインタフェースを終了します。
EFI 環境を終了するには、^B ([Control-B]) を押します。これで、nPartition コンソールが終了し、サービスプロセッサのメインメニューに戻ります。サービスプロセッサを終了するには、メインメニューで X と入力します。
HP-UX のブート (2008-02-17)
最後にHP-UX。実物に触ったことがないので、正直何が書いてあるのか良く判らない。
シングルユーザーモード何回調べてんだ?…
いや、掲題の通りなんだけどね。
このブログ、アクセスは少ないもののゼロではなくて、その理由の一端が「シングルユーザーモード Unix」なんですよ。
この記事ね >> U (more…)
HP-UX HP Integrity サーバー
助かりました。